児童扶養手当とは、ひとり親家庭の方に国が行う公的支援制度です。
理由は問われず、18歳になって最初の3月31日を迎えるまでの子どもを養育している人に支給されます。
支給される金額は所得によって、異なります。
支給は認定請求した翌月から行われる仕組みです。
シングルマザーシングルファザーにとっては重要な手当ての一つと言えるでしょう。
□ 子ども1人の場合
所得
87万円 全額支給(月額4万3160円)
87万円〜230万円未満 一部支給(月額1万180円〜4万3150円)
230万円以上 支給なし
□ 子ども2人の場合
所得
125万円未満 全額支給(1人目。月額4万3160円 2人目。月額1万190円)
125万円〜268万円未満 一部支給(1人目。月額1万180円〜4万3150円 2人目。月額5100円〜1万180円)
268万円以上 支給なし
□ 子どもが3人以上の場合
所得
養育者の所得、子どもの人数による。
3人目以降1人につき、全額支給は月額6110円、一部支給は月額3060円〜6100円。
上記は令和2年4月〜令和3年3月の金額であり、支給される金額は、毎年4月に改定されます。
次回は、ひとり親家庭の方の住宅手当について書きます。